滋賀県保育園児死亡事故

悲惨な自動車事故が起きてしまった。
滋賀県の事故である。
交差点で衝突事故を起こしたクルマが保育園児の列に突っ込んだ。
報道では2人死亡1人重体8人大怪我だそうだ。
事故の原因となった右折車のドライバーが50代の女。
直進してきてぶつかって子どもたちに突っ込んでいったのが60代の女。
衝突の反動で、という言い訳なのだが。
テレビニュースで見る限りいくつかのポイントがある。
その1
事故を起こした2人のドライバーに酒気帯び認知症はない。
その2
右折車も直進車もそれほどのスピードは出していない。
その3
どちらも普段は安全運転で重大事故はない。
つまり
落ち度はあるにしろ偶発的な事故だった、という論調。
ちょっとまってくれ。
それほどのスピードが出ていないのに、これほどの被害者が出るものだろうか。
改めて現場の映像を検証する。
子どもたちに突っ込んでくるラインにブレーキ痕がない。
比較的大きな交差点。
右折車と交差点中央で衝突したのにもかかわらず子供をはねたあと
歩道を通り越してフェンスに激突している。
私の推測では衝突してから子供を殺してフェンスにぶつかるまで
アクセルを踏み続けていたのではないか。
つまりきっかけは衝突事故だが、その後は暴走事故である。
衝突する直前に危ないとブレーキを踏んでいれば交差点内で停止できたはず。
時速80キロぐらいでぶつかれば反動で横転したり
スピンして歩道に突っ込むことも考えられるが
証言ではスピードはでていなかったという。
認知症でなかったというならば、この女はそもそもクルマを運転すべきでなかった。
もらい事故で仕方なかったではすまないのではないか。
2歳で死んでしまった子どもたちが可愛そうでならない。
ちんたら走っているオバハンや高齢者の運転はゆっくり走っているだけで
ちっとも安全運転ではない。