ビートたけしがオフィス北野を

芸能ニュースを見て驚いた。
ビートたけし北野武がオフィス北野を退社するというのだ。
どんな経緯があったのか私には知る由もないが
自分の名前がついた自分が興した事務所を自分で辞めるというのは
私ら平民には理解の範囲を超えている。
この手の話ではたいていが悲壮感がある。
私の知る数少ない事例としては
アップル社のスティーブ・ジョブズ
1985年5月24日の取締役会で、ジョブズは会長職以外、アップルでのすべての仕事を剥奪される。
映画でもこの辺が盛り上がるところだった。
日本ではあのライブドア事件
00年代前半飛ぶ鳥落とす勢いだったライブドア
2006年1月 証券取引法違反の容疑により、六本木ヒルズ内の本社・堀江社長の自宅などが東京地方検察庁特別捜査部による家宅捜査を受ける。
取締役会が招集され、堀江貴文代表取締役社長の代表権及び社長の異動が発表された。
1月25日 - 堀江貴文前社長がライブドア取締役を辞任。
さらに記憶に新しい大塚家具お家騒動など、創業者が会社を追い出されるというのはあるにはある。
しかしながら、たけしがオフィス北野を追い出される理由はない。
それどころか、屋台骨のハズである。
たけしにとっては自分で作った会社にそれほどの未練などないということか。
大物は私達平民とはわけが違うのである。
スカッと自分の身辺を真っ白にリセットできるのだな。
99%の社会人は今の自分の会社、仕事にぶら下がっている。
クビにならないように、左遷されないように、上司や客にへいこらしている。
他人に何を言われようが保身に走る。
自分の仕事や会社を断捨離などできないのである。