トヨタアクア試乗

形式的にはアクアのマイナーチェンジである。
ただし、ヘッドライト周りをだいぶ変えたこともあり
前から見ると別の車に見える。
さらに試乗車はモデリスタのエアロパーツがついていてますます違うイメージ。
乗り込んでみると、初期のアクアよりは落ち着いた感じ、高級感がある。
しかしながら、ステアリングは相変わらずプラスチックなのが笑える。
エンジンをかけて走り出してみる。
モーターで動く範囲は初期のものより広がった気がする。
試乗コースは空いていたので、ついついハイペースで走ったため
エンジンはかかりっぱなし。
アクセルを深く踏んでいたためずっとエンジンの唸る音が聞こえた。
スピードメーターを見るとそこそこの加速はしているのだけど
エンジンの唸る音の加速感とは明らかに違う。遅い。
隣に乗っている嫁さんも加速しているの?と聞いてくるほど鈍い感じ。
数キロ走ってディーラーに帰って来たときの燃費計が15キロ台。
あれだけアクセルを踏んでいたのに大したものである。
足回りやボディ剛性はほぼ及第点。
身軽なハンドリングは健在である。
営業マンはアルミとタイヤとのマッチングが良くなったと言っていた。
おかげで乗り心地も悪くない。
ラフなコーナリングでも緩やかなアンダーが持続して不安感なし。
さらに揺り返しも抑えられていて、運転しやすい。
話は違うが
トヨタは耐久やラリーなどに積極的に参戦して成績を残している。
特に耐久レースはハイブリッドカー
そろそろアクアクラスにハイブリッドスポーツモデルを出してもいい頃。
特にアクアはハイブリッド専用モデルだから宣伝の都合もよい。
フィーリングを変えるにはCVTをDSGにするのも面白いが。
それよりも即効性があるのはエンジンパワーアップだろうね。