東芝

東芝が上場2部に格下げというニュース。
東芝製品を古くから使ってきた多くの人にはショックである。
この電気、デジタル製品というのは実にビミョーな製品であり商売である。
昭和の頃、ソニートランジスターを使った家電を開発。
もちろん、素晴らしい頭脳があったからこそなんだけど
ポイントは素晴らしい頭脳があればなんとかなったということ。
当時の戦後の日本は頭脳以外は無かったというのも事実。
松下にしてもホンダにしても頭脳がポイントだった。
最初はちっちゃい会社だったわけで。
80年代に入るとシリコンバレーからマイクロソフトとアップルが。
最初はガレージで初めた小さな会社だった。
この手の会社のウィークポイントは、自分たちができたことは
他人にもできるということ。
ライバル社、さらに中国韓国などのモノマネ企業の台頭で苦しくなる。
日本もあの頃はそんな勢力だったわけで。
それをはねのけるだけの力と頭脳があれば良かったのだけど
東芝の経営陣には無かったというわけだな。
何万人の社員や関連企業の人の生活を預かる企業トップがバカでは仕方がない。
もう1つのポイントは
企業トップに立つ人がバカであるということ。
本来は選ばれし人が理想なんだけど、違うみたいだな。
まるでロトとCMに出てくるような会社。
あんなマヌケな会社などあるわけないと、東芝の人たちは言えるのだろうか。
とは言っても日本の電気産業は巨人松下ソニーでもアップアップ。
シャープ東芝はこんな感じ。
上司に気に入られて報奨人事で経営陣にのし上がった人には荷が重すぎる。