新型スカイライン試乗

KC4F0024
スーパーへ買物の帰り道に日産に寄る。
スカイラインを見たい、と言うと「今、出してきます」という。
展示車がなくナンバーの付いた試乗車が先に来てしまったという。
嫁さんと乗り込んでジロジロ見ていると「試乗しますか」と聞くので
「お願いします」とそのままエンジンをかけて道路に出た。
3.5GTハイブリッド車
モーターのみで走れる速度域は極めて狭い。
すぐにエンジン始動する。
日産の3.5Lのエンジンは全域パワフルである。
ハイブリッド車になったからとマイナスイメージはない。
アクセルを踏むとどこまでも加速していく。
それより驚いたのがハンドリング、コーナリングの良さだ。
ボディ自体は肥大化しているはずなのだが、運転席に座ると大きさを感じない。
さらに、ボディ剛性が十分にあり、サスペンションとのバランスがすこぶる良く
低速での小回りも、スピードが乗った時のレーンチェンジもオンザレールの感覚。
初めて乗ったクルマなのに思い通りのラインで曲がれる。
営業マンはハンドルの感覚はどうですかと聞いてくる。
そうだ、このクルマはフライバイワイヤのステアリングなんだな。
これが見事にフィーリングが良い。
あの不快な電動パワステのような感覚が皆無。
油圧パワステと言われても信用してしまうだろう。
ブレーキの効きも満足、ハイブリッド車特有のタッチは感じるが、キツ目に踏んでも破綻なく止まる。
試乗を終えて、ショールームで会話。
ジュークニスモが結構速いという話になったところで営業マンが
「さっきのお客さんのコーナリングでは、ジュークだとアクセルを途中でゆるめてしまいますよ」
と、イヤミを言われてしまった。
嫁さんにあとで聞くと「確かに結構飛ばしていたよ」と言われた。
コーナーでアクセルを踏みたくなるクルマ、新型スカイライン恐るべし。