先日、雪山で高校生が死亡する事故、教員の責任が問われる。
森友学園問題は行政と学校との関係に政治が割り込んだ。
福島県児童への教員が加担したと言われるいじめ問題も最近の話。
教員のブラックな過重労働や精神病発生率の問題もよく耳にする。
事件が起こるたびに事件を起こさない教員に新たな研修や書類書きが加わる。
何もかもが足し算なものでさらに過重労働になる。というスパイラル。
どうしてそんな風になったのか、とよく新聞のコラムなどに書かれているが
理由はこれだな。
管轄する文科省が悪いのである。
そもそも文科省など仕事はない。
学校関係の話は基本的に都道府県の教育委員会などが実質管理している。
何にもしないというのも何なので、暇つぶしに教育課程を定期的に改悪。
教科書の名前を○○総合から○○基礎に変えたり。
入試制度を無理くり変えたり。
そのたびに現場の生徒や教員が大変な思いをすることなど気にしていない。
彼らは学校の敵になってしまっている。
生徒や教員には遵法精神を押し付けて、自分たちは私利私欲で違法天下り。
日本の教育が良くなるわけがないよなあ。
もう1つ
テレビを見ていたらボーイスカウト活動が衰退しているという。
塾や習い事、少子化というのが理由だそうだ。
私は子供の頃から、一人で本を読んだり機械いじり、模型作りなどしていた。
団体行動が苦手なので参加する気は毛頭なかったが。
外で遊ぶのが大好きという子供は実は多い。
そういう子供の行き先は案外少ないんだな。
地元の野球やサッカーのクラブにでも入る。
それ以外は外で遊ぶのは不良しかいない、みたいな感じに。
実はそういう子どもたちほど誰かにかまって欲しい、何か教えて欲しいと思っている。
ボーイスカウト活動はそういう意味で大事な気がするのだけどね。
あのロープワークを覚えるだけでもどれだけ役に立つことか。
私は今だにこぶとちょうちょ結びしかできない。