マスコミの対応

熊本地震は大変なことになっている。
私たちはお見舞い申し上げることしかできないのである。
私のブログ読者から
「マスコミの人はヘルメットかぶって現地にいるのだけど
だったら少しは被災者支援をすればいいのに」というコメントを頂いた。
それを言ったらマスコミの人たちには可哀想だ。
もともと彼らはなんとかしようとか、被災者のために、とか思っていない。
頭のなかは「いかにいい映像を撮るか」「いかにうまいことをいうか」しかない。
そもそも他人の不幸は飯の種なのである。
そんな奴らに「被災者のために」なんていう感情は無いわけで。
今日のニュースでテレビ局の中継車がガソリンスタンドの行列に割り込みしたと。
他人の弱みにつけこんでお金を稼ぐというのがマスコミの仕事である。
こればっかりは仕方ないのである。
もう一つ言えば
いつも思うのだけど、避難所とかに行って疲れている人たちにカメラを向けるのはやめて欲しい。
さらに
ニュースを見ていると野球選手が
被災者のためにがんばりました」という。
普段は頑張っていないのか??と言いたくなる。
そもそもスポーツ選手が頑張るのは自分のため、
プロスポーツ選手が頑張るのはカネのためである。
被災者をダシにつかうのはいかがなものか。
さらに気になるのが3.11以降に人気のあるミュージシャンが東北のために、とコンサート。
中には石巻でコンサートをするミュージシャンもいたが
再結成と言っていたのは武道館だった。
もしかしたら、収益の全てを寄付したのかもしれないが
私が見る限りは「一部」と書いてある。
震災復興と綺麗事を口で言いつつ、コンサートで1人1万円前後とって儲けているというのは
私から見れば偽善にしか見えない。
震災を食い物にしている大人はけっこう多いのである。