紀伊半島の台風被害

想像を絶する雨が降ったそうである。
空撮の映像はすごかった。
山が数多く崩れているのである。
さて、昨日のニュースを見て。
被災地にほど近い大きな病院が映しだされた。
今回の災害で水が確保できず困っているという。
例えば、手術が予定通りできない、透析が予定通りできないなど。
それはそれで困った事なのだけど、ちょっとおかしい。
先にも書いたように和歌山、奈良、三重は大変な被害が出ているわけでいわば被災地である。
そんな中、いくら自分のいる建物が被害がないからと予定通りできないというのはおかしい。
非常事態であることを理解していないようだ。
それが病院ではなくこのニュースを作ったマスコミの作為かもしれない。
さらに多くのマスコミが災害対策、災害に強いまちづくりなどというのだが
私たち人間は逃げることしかできない。
今回の震災でも津波に立ち向かっていって勝利した人などいない。
逃げた人だけが生き延びたというではないか。
海沿いに、もしくは山間部に住むということはそういうリスクを負うということとイコールだ。
災害にできるだけ遭いたくないのなら東京か京都か大阪に住めば良い。
先人たちはそういう場所に都を築いたのである。
おかげで人がいっぱいでゴミゴミしていて、土地は高価だし、治安が悪いし、空気も悪い。