「東京駅記念Suica」申込数499万枚

なんだか知らないけど一種のブームだね。
○○さんが持っているから私も欲しい、というノリなんだろう。
JRにとっては棚ボタなんだろうか。それとも損をするのだろうか。
経済の原則によれば大量に作ればコスト単価は下がるわけで。
そもそも、Suica自体はもともとあるフォーマット。
ただ表面の印刷が違うだけ。
となれば、棚ボタと思ってもいいのだろう。
インターネットの普及で私達は情報の洪水の中にいる、はずなんだけど、
実はものすごく狭い範囲の同じような情報の洪水なんだよな。
結局、どんなに情報が増えても一人の人間が受け取れる情報量は
昭和のテレビやラジオ程度でしかない。
だから、昭和のダッコちゃん(私が生まれる前)やクラッカーや
ルービックキューブなど猫も杓子もという流行りものが今でも健在。
同じ流行りものでも、ウォークマンiphoneは購入してからの楽しみがあったけど
Suica1枚ではひたすら小さなカードを眺めているだけで。
それでも欲しいと思わせたのはメディアの影響かな。
スマホを盛んに操作している中高生を見ても、そのほとんどが
ツイッターやLINEというSNSかゲームである。
東北で地震があったことも知らないという。
もう一つ
私が楽しみにしているテレビの一つが夕刻のフジテレビ。
早い時間帯はやくみつるのコーナー。
18時台は金髪の津田さんのコーナー。
ちゃんと彼らの意向が反映された情報コーナーになっている。
やくは芸能ニュースをつまみ、津田はネットニュースをつまむのだけど
独自の視点で解説するところが面白い。
せっかくの情報の洪水の時代なんだから、ちゃんと情報の洪水に巻き込まれたい。