子供のスマホ

最近、子供のスマホというネタが散発的にニュースで流れる。
昨日のTBSは面白かった。
愛知県での夜の使用を規制しようというもの。
一般家庭に定点カメラを設置して中学生の様子を観察。
いやはや、見事に依存症だな。
16時過ぎに帰宅してから21時過ぎに父親に注意されるまで
手放さないばかりか居眠りするときもタブレットを抱いている。
タブレットから少し離れても、視線がタブレットをチラチラ追いかけている。
それでも、こうしてテレビ取材に応じたのは
スマホを持たせずにWiFiタブレットだけにしている。
★使用する場所をリビングに特定している。
★父親の指導に従っている。
つまり、良い方なのであろう。
以前にも書いたことがあるが
昭和の時代の文通、交換日記から思春期というのはつねに
誰かとつながっていたいという欲望の塊。
それでも、夕方にバイバイと別れてしまえば、翌日までは一人になる。
本来、その時間が大切だったのだけど
家電話、携帯、メール、SNSと彼らの欲望のおもむくままのアイテムが登場。
ある程度の大人だってダメダメの人が多いのに
思春期の子供に持たせれば、猿のマスターべ…、病的にやり続ける。
次に
誰もが感じることだが、起きている時間のほとんどをSNSに投じている。
他に何もしない。
そもそも、スマホやパソコンやネットというのは、情報の宝庫なんだけど
彼らにはそういう知的好奇心もない。
勉強はおろか、趣味の時間も皆無。
だから、頭を使わなくてもすむ練習しなくてもすむ、アイドルや流行りの音楽を趣味だという。
ポイントはみんながみんなというわけではない。
そうでない若者もたくさんいる。
ちゃんと勉強している、運動や習い事をこなしている子供もたくさんいる。
そこに格差が生じるのはしかたがないだろう。
号泣県議の性格が話題になっている。
完全に変である。
でも、ある程度以上勉強して関西大学、公務員、議員になっているのである。
勉強していい大学に行くことが絶対良いとは言わないが、
SNSに夢中で勉強もしないで性格も変でどんな明るい未来が待っているのか。