犬猫「殺処分」ゼロへ

私がこよなく愛する犬が「殺処分」されるというのは傷口に塩を塗るような感じだ。
実は子供の頃犬が嫌いだった。
6歳位の時、野良犬に追いかけられた思い出がある。
今思えばまだ若い子犬がしっぽを振ってじゃれてきただけなのだが。
12歳くらいから猛烈に犬が欲しくなる。
田舎の親族のわんこと遊んでからかなあ。
ところが、我が家はアパート住まい。ペットなど…。
ところが、親が一念発起、ローンを組んでマッチ箱のような一戸建てを購入。
小さな庭もできて、犬を飼う条件が揃った。
友人から血統書付きの子犬をもらう話が進んでいた時
家の近くのバス停の近くにダンボールに入った捨て犬発見。
私は持ち帰ってしまった。
その子犬を飼うことを母が決定、私が15歳の時。
それから、重なっている時期も含めて3代、実家では犬を飼う。
私は、実家を追い出されてから今日まで犬を飼えないでいる。
理由は一つ。
ちゃんと面倒が見られない。
共稼ぎ、旅行も頻繁に行く。
実家で何十年も飼っていたからわかるのである。
前置きが長くなったが
そういうことを何も考えないで犬や猫を購入するアホがたくさんいるということだ。
かわいい何の罪もないペットが「殺処分」されることを気にしないバカがたくさんいるということだ。
バカは死刑にしていい、という法律ができない限り犬猫「殺処分」はなくならない。
どうせ子犬を抱っこした時、全員が「ちゃんと面倒見る」というのである。
もうひとつ
芸能人ブログにペットの写真が結構ある。
独身マンション暮らし、ペットは基本的に部屋に閉じ込められている。
まして芸能人、仕事は不規則、ヘタすれば2日以上帰宅しないこともあるはず。
わかっていればペットホテルということもあろうが。
老犬ならともかく、子犬の時からこれではかわいそう。
面倒見るを勘違いしている人も多いそうだ。
ちなみに
3代目の実家の犬も去年老衰で死んだ。
最期は耳も目もほとんど機能していなかった。
私が「チビ」と呼んでも知らん顔されて悲しい気持ちになった。
父親はもう犬は飼わないと言う。
自分の寿命が迫っていて犬を最期まで飼えないからだそうだ。
動物を飼うというのはそういうことだ。
わんこを飼いたいよー
犬を飼いたいよー