昨夜のNHKスペシャル、「巨大災害」シリーズ第1弾異常気象を見た。
タモリがMCということでちょっと期待してみたんだけど。
偏西風の蛇行や蛇行の固定化が異常気象を起こしている、というのだが。
そもそも、蛇行していることは珍しいことではないし
夏場に2ヶ月暑くて雨が少ない日が続くのはこの時期、
偏西風が北に傾いて動かなくなるからだ。
冬はその逆である。
つまり、それは異常とはいえないのである。
水害や干ばつをなんとか絡めて説明したいのだけど
果たしてこれが30年に一度、100年に一度の異常気象の理由とは考えにくい。
本当に100年以上現れない特殊な現象なのかという説明がない。
学説があたらしすぎて、精密な気象データが最近過ぎて可能性、推論でしかない。
赤道付近の高温、水蒸気の増加にしても、それがそんなに稀なことなのか。
見ていて辛くなって、途中でチャンネルを変えてしまった。
後半に温暖化をテーマにしたのだろうか。
とすれば、原発を感情的な世論で止めてしまって、火力で間に合うではないか
と豪語している人たちの意見と温暖化による異常気象と対比させたのだろうか。
この人達は広島豪雨で死んでしまった人をどう思うのか。
偏西風なんかよりよほど深刻だし、日本のCO2排出量は半端ない。