3Dプリンターの銃所持、大学職員の男を逮捕

うーん、ガンマニアとしては驚くべきニュースである。
ポイントはガンのフィギュアではなくて、ガンそのものをコピーしたということ。
発砲能力があるというから驚いた。
ということは、単純にガン本体を3Dコピーしたとは考えにくい。
つまり、パーツごとにコピーして組み立てたと推測した。
そして、もう一つ驚いたのが3Dプリンターで使用する樹脂の強度だ。
ソフビ程度のおもちゃレベルと勝手に思っていたが
実際にチャンバーで発火させてある程度の重さの弾丸を発射出来るだけの強度があると
警察が認定したところがすごいのである。
警察のお墨付きということだ。
もちろん機関部に実銃ほどの耐久性はないと思われるが。
それでも、グロックやステアーのようにプラスチック製フレームの銃は実用化されていて
いずれ機関部もプラスチックになる日もやってくるかもしれない。
ちなみに
グロックはプラスチック製なので空港のX線検査を通り抜けると言われているが
内部の機関部や薬莢などは金属製のため実際にはすぐバレる。
さらに、グロック社ではプラスチックにX線に反応する物質を混ぜているため
空港検査でははっきり銃の形に写るそうである。
興味のある方はお試しあれ。
★★
追記
先ほどニュースで現物を見た。
ニュースでも『拳銃のようなもの』と表現。
確かに、拳銃なんだろうけどあまりにもかっこ悪い。
というわけで、ガンマニアはあまりそそられないものだった。