日本のベートーベン

今日も朝からほとんどの番組で取り上げていた。
仕事が終わって帰宅途中のクルマの中でニュースを聞いていると
ゴーストライターの記者会見のネタ。
その中で特に気になったのが、本当に聴覚に異常があるのか。
昨日のブログでろう者と難聴について書いたのはそれだ。
以前の彼のインタビューの映像を見ると流暢にしゃべっている。
私も随分前に障害者の面倒を見たことがある。
強い難聴だったが、上手にしゃべれない。
自分の発した音が聞こえないわけだから、仕方がない。
そういう経験があるだけに、ろう者なのに綺麗にしゃべれるというのは違和感を感じた。
もう一つ。
この詐欺まがいの人達のターゲットが障害者、広島、震災被災者。
マスコミはネタがなくなるとこれである。
ある意味聖域。
先日は被災者支援のNPOが横領で捕まったニュースを見た。
かわいそうな人達を支援するというキレイ事がこの手の犯罪の温床だ。
日テレだって、8月の番組で数億円の寄付を集めるのに
数十億の経費をかけて数億の利益を上げている。
それでも数億の寄付をしているから良しとされている。
被災者や障害者を無条件で善と定義するのはいささか強引な気がする。