有吉弘行、ゴールデンで初冠番組

ラインとしては加藤浩次なんだろうな。
もともと毒舌の芸人、爆裂お父さんまでやっちゃう人が情報番組である。
朝に出てきても違和感なくうまくやっている。
めちゃイケの仕事も減らすこともない。
このへんのさじ加減がよろしい。
有吉も今となってはレギュラーを何本も抱える人気芸人。
ところが、今となっては芸人としての仕事よりもコメンテーターとして認められつつある。
やはりマツコとのトーク番組は大きかったか。
学んだところも多かったと思われる。
しかしである。
多くの人が感じているように、彼の良さはストイックな毒舌。
当然、かなりの部分をセーブする時間帯、もしくは放送内容のようだ。
加藤の成功もあるが、有吉の成功は情報番組を仕切ることなのか。
ニュース原稿を読むことなのかな。
もうひとつ
今のテレビはとにかく番組を垂れ流しスポンサーから金をもらうこと。
現場ではそれこそ徹夜続きの大変な作業なのだろうが
見ている方は結局徹夜して作った番組を見るしか無い。
当然のことながら、安易で安上がりな番組になる。
安易の代表はタレント。
アナウンサー上がりと人気芸人の司会。
あとは、名前の売れている俳優と旬のタレントと若手芸人と週刊誌タレント。
やっていることは9割がどうでもいいトーク、残りはグルメとヤラセか使い回しの映像。
クイズは小学生の歴史か漢字に限定。
それ以上はタレントには難しすぎるし、正解連発も不自然だし。
実はこういうテレビのマンネリに斬りこんでくれるのが有吉だと思っていた。
が、伏魔殿のテレビ界に飲み込まれてしまったようだ。