沖縄の海岸を埋め立てよう

防衛省が、米軍普天間飛行場沖縄県名護市辺野古移設に伴う公有水面埋め立てを沖縄県に申請した。
二昔前、テレビドラマ。
田舎の海辺で子供が遊んでいるといきなり工事のおじさんたちが来る。
スーツ姿の人が地主や役人とリゾートホテルの計画を話し合う。
「我らの海を守れ」と地元の若者が立ち上がる。
なんていうベタなストーリーがたくさんあった。
60年台からバブルの頃まで、日本では当たり前の光景だったのかもしれない。
失われた20年を経て、今時自然を切り崩して箱物事業を進めるなんて無いと思っていたが
まだ、ここにあったのだね。
ドラマの中では、悪役を突き動かす原動力は札束だったわけだが
沖縄の海岸を埋め立てようとする役人を突き動かす原動力は何なのだろうか。
二昔前のドラマのように善悪も結論も目に見えている愚行である。
それでも押し通そうとするのだから。
八ッ場ダムの二の舞になるのだろう。
計画が進めば無駄だとみんながわかっているのに止められなくなってしまう。
自民党の一番悪いカラーが出てしまった。