スバル360といすゞピアッツァ

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名車スバル360である。
中島飛行機が作った軽自動車である。
当時の最先端の技術がてんこ盛りの栄光の名車である。
なのに、私はなんのコメントも出来ない。
生まれる前なのだから仕方ない。
私が免許を取る頃には排気量が550に変更されている。
熱中時代刑事編でしか動いているのを見たことがないのである。
もし、私と同世代に存在したとしても私は乗らなかったと思う。
小さすぎる。私は180センチ以上90キロ以上の大男である。
乗り降りすることが難しいのである。
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先日117クーペの記事を書いたがその後継のピアッツァである。
いかにもジウジアーロのデザインである。
こんなプロトタイプのようなクルマを発売するのがいすゞである。
トラックやバスだけではなかったのである。
このクルマの思い出は旧友の野本君である。
学生時代からいつもいっしょ、ドライブもスキーも飲み会もいつも一緒だった。
彼のご両親も私をかわいがってくれた、家族ぐるみの付き合いだった。
就職すると私は中古のフェアレディZを購入。
同時期に仲間はXXなどそれなりのパワーのあるクルマを入手していた。
おじさんから譲り受けたケンメリ時代のGLを愛車としていた野本君だがついにGLを事故で潰してしまう。
遅いといつも言われていた反動なのかピアッツァターボを購入した。
今まではドライブでもいつも遅れ気味だったのが、ターボパワーを得た野本君は先頭を走るようになった。
その上、デザインはおしゃれだし。
いつの頃からか学生時代の仲間となかなか会えなくなってきた。
年齢を重ねるというのはそういうことなのかな。
風の噂でピアッツァは雨の日にターボパワーを持て余してクラッシュして廃車にしたと聞いた。
限界でコントロールしにくい、スポーツ走行に向かないと雑誌で読んだ。