地震の報道

関東でも久々の大きな揺れ、それも長い時間の揺れで驚いた。
テレビはちょうど夕方のニュース枠、各局とも津波情報を流しっぱなし。
早く高台に避難しろだの、安心して戻るなだの、
もっと大きな津波が来るだの、3.11を思い出せだの、
ありったけ危険を告げている。
が、予想に反して(実は予想通り)数十センチの津波が観測された。
ある意味、報道訓練、避難訓練の意味合いが強かったのか。
3.11の再来とばかりに目一杯危険を告知していたテレビだったが
NHK以外は6時59分で撤収。
さっきまでの危険はどこ吹く風、くだらねーバラエティ番組に切り替わった。
結局マスコミも『どうせ大したことはないだろ』とたかをくくっているとしか思えない。
そんな無責任な報道、放送をすべきではない。
こんな大袈裟なことを何度もしていると視聴者にへんな免疫ができて
いざというときに避難が遅れてしまうのではないか。
ちなみにテレ東は地震直後もアイドルの通常番組をオンエア。
さすがである。