94年のワンボックスカー

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このへんは現在のくくりでもワンボックスカーとするのか、それともミニバンとするのか。
このような運転席が一番前でその後ろにエンジンが載っているキャブオーバー型と呼ばれるタイプ。
タウンエースは実家で乗っていたなあ。
結婚した頃、親を乗っけて青森まで親族の挨拶に行ったのがこのクルマ。
調子に乗って、下北の大間までドライブしたっけ。
全長やホイールベースが短いので小回りがきいて運転しやすい。
さらに、高速をそれなりのペースで走っても快適そのものである。
正面衝突のことを考えるとちょっと怖い気もするが、それ以外はかなり高いレベル。
後にボンネットタイプのミニバンが主流になっていくのだけど
ただ大きくなっただけで進化したかどうか難しい所。
全長4mでここまでやるかという性能と車両価格であった。
ハイエースエスティマがでるまで最高級ワゴンであった。
ハイエース自体は商用でまだ存続しているようだが、ボンネットタイプではアルファードが後継。
エスティマと並んでトヨタミニバンの二枚看板となった。
デリカはここでも健在だった。
スペースギアと併売だったんだね。
この四角い感が結構人気があって、2WDもそこそこ売れていたらしい。
この辺は現行のD5に受け継がれているのが良い。
ボンゴもこの業界では老舗である。
このモデルは83年から99年までの長寿。
95年にミニバンタイプブレンディが追加、屋根が持ち上がるキワモノになったが、
この最終型も10年ぐらい続いた。これでもかというボディなのに5ナンバーサイズだったね。
ところが全車3ナンバー、持ち上がる屋根は全高2mを超えてしまうためだという。
運転して楽しいクルマではなかったけど遊び車としては最高。
ファミリーの夢を持ち上がる屋根に乗せて結構走っていたな。