イメージ1980、というキャッチでフルモデルチェンジしたのがフェアレディZ。
二代目、S130系となる。
基本的にキープコンセプト。
ヘッドライト周辺の処理も240Zを意識したもので、マイナーチェンジとも。
エンジンもL20、L28とこちらもキープコンセプト。
S30が売れただけにユーザーも多く、その人達に『外見より中身が変わった』と言いたげな感じ。
確かに足回りは熟成した感じはあったが、ライトウェイトスポーツからは遠ざかって行く。
アメリカではそれなりの営業できたようなので、とりあえず成功になるのか。
この世代はL型エンジンをいじることがトレンドでL28のシリンダーをできる限り
太くするのがカー雑誌で盛んに取り上げられていた。
残念なことに日産がいうほど足回りが良くはなく、パワーアップしても直線番長であった。
それでも、多少形は変わってもZはずっと3ドアのクーペという姿勢は崩さず今に至る。
数少ない伝統の銘柄となっている。