ラムダとZ

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今となっては死語となったスペシャリティカーである。
ギャランラムダ。
ミラージュに始まりこの頃の三菱は乗っていた。
デザイナーがスケッチしたようなデザインのクルマがそのまま発売された。
ミラージュは斬新だったよね。
その後シグマがヒットしてそのクーペとして出たのがラムダであった。
ナイフでそぎ落としたような面の構成が美しい。
私は隣の曲面の構成のデザインのほうが好きだったが、ラムダはかっこいいと思った、
初代シルビアのような良いクーペデザインだと思う。
ただし、この頃の三菱はそれ以外は目立つものなし。
もう少し経つと全てターボ、なんてキャンペーンが始まってパワーウォーズに参戦するのだけど。
もう一台は、フェアレディZの2代目S130である。
完全なキープコンセプト、素人には見分けがつかない。
全車Gノーズになった。そして5マイルバンパー装着。
この時代はまだ5ナンバーボディのはずだが、サイズはいっぱいに拡大されてグラマーに。
バンパーを見てもわかるようにアメリカ向けのクルマである。
エンジンまでキープコンセプト、それでもL28は憧れの的だった。
L自体はオーソドックスなOHCではあったが、スカGでも定評があるよく回るエンジン。
トルクはあるし6気筒でなめらかだし。
強いて言えば、日産の排ガス規制のエンジンはことごとくはずれでスカスカだったけどね。
スカGと同じく2リットルのターボ化、そして、薄目の3代目と引き継がれていく。
日産がS130を外観はそのままにリニューアルして発売したら、買うだろうな。
エンジンはL20で我慢するよ。