今日の昭和のクルマ、ハイラックスダブルキャブ

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バブルの頃といえば押し出しの良いクロカン4WDが全盛期。
300万円もするパジェロが1年待ちとか、クラウンがカローラの販売台数を抜いたなんていう夢のような時代であった。
私も例外に漏れずクロカン愛好者。
すでに初代ハイラックス(ピックアップ)からの代換えとして再びハイラックスをチョイスした。
とくにこだわったのがピックアップであること。
四駆は常にヘビーデューティー、商用車でなければならないと勝手に思っていた。
7人乗りパジェロなど邪道なのだ。
このクルマは私の人生で最初の新車であった。
一時、勤務先が遠くなり片道60km以上を毎日通った時も相棒はこいつだった。
結婚するときもスキーに行くときも2度の引越しをするときもこいつといっしょだった。
ずっと一緒にいようね、と10万キロ整備をした直後、政府からお達し。
ディーゼル規制で次の車検は取れないというのである。
だったら10万キロ整備などするんじゃなかった。
泣く泣く手放したのだった。
3Lディーゼルエンジンは街乗りで8km/L、遠乗りで11km/L、軽油70円の時代でものすごくエコなクルマでもあった。
エンジンオイルの管理が難しいという評判もあったがきっちり3千kmで安いオイルで交換して絶好調。
写真はその頃4×4マガジンに掲載されたもの。
写っているのは新婚時期の私と嫁さんである。