ランクル70だそうである。
40、70とランクルの王道である。
プラドとか80は乗用車すぎてリッチすぎて面白く無い。
70が王道である理由は、働く自動車ということだ。
20世紀末のスキー場や雪国では日常の足、お客さんの送迎として
70やパトロールやハイラックスが走っていた。
デリカもギリギリ実用車だった。
ところが、パジェロやスペースギアやサーフが軟弱モノに人気が出ておかしくなってきた。
さらに80や100が日本だけでなくアラブのお金持ちの御用達になり本質からずれ始めた。
最後にはホンダやスズキやいすゞから軟弱4WDが出てきてジ・エンド。
4WDブームが去ってしまうと、本来実用であった70やハイラックスピックアップまで販売停止。
日本の自動車業界は常にチャラチャラした奴らにへつらい、ダメにしている。
FJクルーザーはチャラチャラ系であったが、70は実用な感じで良い。
積雪地帯の古いサーフやパジェロや70のユーザーの代替需要が見込まれる。
強いて言えば、エンジンがなあ。
3L程度のちょっと非力なディーゼルが良かった気がする。
さらに贅沢を言えば4ナンバーで出してくれれば、
まさしく働く自動車として地方での需要が見込まれる。
この手の四駆を欲しい人は、単なるマニアだけではないのだけどね。
