先日の日テレ系『目がテン』より。
エアコンの設定温度をあげようという節電運動はよく耳にする。
今回の番組のテーマは除湿モードだった。
除湿は温度を下げないから省エネになる、という都市伝説。
さすがに私も嫁さんもこのネタは知っていた。
除湿はとんでもなく電力を消費するはずである。
知らない人のためにちょっとだけ知ったかぶり。
空気中の水蒸気を取るためには液体にして取り出すしか無い。
電気利用の場合は温度を下げて露点にして液化する方法。
冷房は自動的に除湿するわけだ。
ところが除湿の場合は室温を下げてはいけない。
そこでエアコンは電熱線で加熱しているわけで、ものすごく電力を消費するのである。
テレビを見ていてそんな基本的な家電に対する知識がない人が多いとはちょっとびっくりした。
すくなくとも、取説やカタログに除湿モードの電力の消費について書いてあるはずだ。