死霊のはらわた

久しぶりにスプラッター映画の古典『死霊のはらわた』を観た。
改めてハイビジョン環境でみて特筆する点もない。
1981年の作品である。
まだ、この世にスプラッター映画などというカテゴリーがなかった時代。
はじめて観たときは衝撃的な作品だった。
それまでのオーメンエクソシストスプラッターなシーンがとりざたされたものだが
この映画はそれに特化したものだった。
その後、たくさんのスプラッター映画ができてこのカテゴリーが確立した。
この映画より先に『ゾンビ』が78年に公開されているのでそのテイストも入っている。
改めて鑑賞すると、変身してしまう人物とそうでない人物の違いが明確ではない。
ゾンビのような法則性が無いのである。
ところがぶっ飛んだ映像とストーリーに騙されてそんな疑問も当時は持たななかった。