イチローおめでとう

努力の人である。
彼から学ぶべきことは多い。
まずは大偉業を祝いたい。
さて、
最近、この手の偉業に対して「アリガトー」と言う人、看板が多い。
おめでとうではないのか??
理屈はよくわかる。
感動させてくれてお礼を言いたいというのだろう。
感謝する心というのは大切である。
しかしである。
それをTVカメラに向かって、もしくは看板に書いて言うことだろうか。
本人に直接言うのなら筋は通るけど。
なぜならありがとうは本人の個人的な感情が元になっている。
やはり、本来の日本語、もしくは通例からすればおめでとうと書くべきだろうな。
私の記憶では、F1に日本人として初めて通年で挑戦した中嶋悟の引退の時の
鈴鹿でこの言葉を多く見聞きしたのが始まりかなあ。
王貞治のホームラン記録や衣笠祥雄の連続記録の時にありがとうとは言わなかったと思う。
美味しい物を食べたときに「やばい」と言うのと同様日本語としてはおかしいと思っている。