普天間問題、沖縄県民の選択

沖縄は戦争で多大な被害を被り、戦後も基地を押し付けられてきた。
もともとアジアの要所ということがあり戦中以前も基地は存在した。
アメリカの統治下になりアメリカ文化を押し付けられ
昭和47年には復帰を果たすが日本文化を押し付けられる。
沖縄は常に大国の都合に翻弄させられてきた。
県民の気持ちはいかばかりか、本土の私には計り知れない。
というわけで、今回の基地問題沖縄県民には悲願でもある。
ところがである。
基地問題と抱き合わせになっているのが、政府からの補助金のたぐい。
沖縄県民に対して返還からの復興、基地問題に対して私たちの血税が注ぎ込まれている。
友人から聞いたが一番わかりやすいのは航空運賃。
羽田から那覇への料金は九州へ行くのとほとんど変わらない。
こういう所にもお金が出ているそうだ。
沖縄の離島を旅してもずいぶん立派な庁舎などをよく目にする。
離島の税収だけであんな立派な庁舎が建つわけがない。
基地の負担は大変だろうが、その分満足ではないだろうが
多額の補助金を享受してきたのも事実である。
毎年、成人の日の那覇での光景は全国区。
社会に甘えている若者の代表である。
基地を排除するというのは沖縄の独立を宣言するということ。
まさかとは思うが、基地を排除しても補助金は従来通り享受したいというのか。