食事間違え79歳患者死亡

79歳の入院女性患者は高齢のため、おかゆと刻んだおかずを出すことになっていたが、
間違えて通常の食事を提供したという。
この事件で誰が悪いといえば間違えてしまった看護師らが悪いとなるのだろう。
しかしながら、である。
1.悪意がない
当たり前のことだが悪意はない、過失である。
2.食事を与えた
食事を与えずに放っておいたわけではない。
普通の食事を出しただけである。
この患者は消化器の手術をしたわけでなく骨折で入院であった。
つまり普通の食事を与える方が普通のことであった。
3.自分の意志で食べた
のどに詰まらせる可能性がある食べ物をこの患者は自ら食べたと思われる。
4.普通の食事を食べた
病院の食事は基本的に柔らかくて消化の良いものである。
それを食べて死んだ。
5.まとめ
と、色々考えると普通の生活をしていて自然に死亡したと判断できなくもない。
もしこれが自宅で起きたとすれば自然死であろう。
が、看護師たちには重い責任がのしかかるのは仕方がない。
医療現場は大変である。
遺族はどんな態度にでるのかわからないがそんな見方もあることを理解して
できるだけ穏やかに死者を送ってあげる方が供養にもなろう。