芸能人はその身を削って生きている。
一部の出色の芸を持っている一部の才能がある人を除いて
制作サイドの言われるがママにキツイ仕事をこなしている。
寛平の場合も彼が本当にマラソンをしたいというのなら
それはそれで男のロマンではあるが
TVカメラやスタッフが一緒となるとただのロマンではない。
長期のロケの中でこのタイミングでガンの公表とはやや出来すぎだな。
普通なら治療すべきなのだがマラソンをつづけるというのも
ある意味わざとらしい、ある意味芸人らしい最期を望んでいる。
がん患者の希望の星になりたいのだろうか。
希望のまま死んでしまっては夢も希望もない。
ガンなのに走っているというのは、感動を生むとでも思っているらしい。
ガンで死ぬなどというのがドラマや小説の話としか認知できない
若い人達には24TVのように表面的な感動を与えるのだろうが
私のようなある程度分別がある年代にはおろかにしか見えないのだが。