１．イベント嬢の感想
昨日会った美人のイベント嬢のコメントによると
昨年の東京モーターショーはスカスカだったとのこと。
大手メーカーのブースのステージの上でMCを何回もやってきた中で
昨年のモーターショーが一番空いていたとのこと。
普通に歩けば30分ぐらいで一通り見られたという。
２．東モのホンダの営業マンの感想
去年の東京モーターショーは確かにつまらなかったです。
コンセプトカーも少なくて出品車の大半がフロアに置いてある現行車ばかり。
べつに幕張までいかなくても地元のディーラーで試乗できますよ。
外車が少ないというのは多少聞いていたけどベンツもVWもないというのは驚きました。
３．日産の営業力
年末に安くメンテナンスをしてくれるとのチラシにつられて日産のディーラーへ行った。
若い営業マンが出てきて大変丁寧に応対してくれる。
しばらくお待ちください、とのことでその人に新型フーガのカタログを頼む。
すぐに持ってきてくれて「スゴクいいですよ」と言うだけで特にセールストークはしない。
世間話や私のクルマ関連の自慢話には応ずるが「見積」とか「試乗」はすすめない。
なんてうちにクルマが仕上がってきた。
こちらはフーガやエクストレイルなど話を振ったにも関わらずまるで売る気が無い。
日産はGTRやZなどのスポーツを作り続けているし
ミニバンにしてもコンパクトにしても商品力の高いものが多い。
なのにそれ程販売を伸ばせないのはこの辺にあると考えられる。
あまりガツガツ売ろうとはしない。
下手すると休日にショールームに入って出るまでまったく声をかけられないこともある。
私が学生の時、量販店で売り子のバイトをしたときチーフから
店内に入った客には全部声をかけて売れ!!と檄を飛ばされたものだが。
４．売る気が無い営業マン
先程会ったホンダのガッツのある営業マンにその辺を聞いた。
「最近の若い人達はがんがん売ろうとか、成績を上げようとかという気持ちが希薄。
勤務時間外は嫌だとか平気でいう。
上司が檄を飛ばすと『なんでそんなことするのか』と詰め寄ってくる。
挙句の果てに『やめる』そうである。
他のメーカーディーラーではやめる時に『上司に不当なことを強要された』などと訴えることも。」
本来、営業マンはどれだけ売ってナンボのモノだったはずだが。
自動車が売れないのはまんざら不況のせいだけでも無いらしい。
５．東京モーターショー
本来モーターショーは夢を売るのが目的。
リッター25kmのクルマに夢はないよなあ。実用性はあるけど。
嘘でもいいから夢のあるクルマを並べろよ。中国みたいに。
そして、入場券をディーラーでばらまくべき。
お客が来ないことには見本市の目的は達せられないことぐらいわかるだろ。
いつまでもバブルの幻想を追いかけていてはいけない。
お客が向こうからしっぽを振って札束持ってくる時代はとっくに終わっているのに。
