なぜコンビニはおにぎりを100円にするのか?

この一年コンビニの業績が好調である。
その理由はタスポ。
私の街の小さな小売りをやっている先輩が教えてくれた。
「タスポ導入前は自販機の売り上げは月100万。
タスポで50%減になるとの話だったが実際は70%減の30万に落ち込んだ」
もともとたばこを吸うことに多少後ろめたさがある人や
あまり身分を明かしたくない人はタスポを作らない。
よって対面販売で買えるコンビニに集まることとなる。
ポイントは「集まる」。
コンビニに入ると目的のもの以外にもついつい弁当や飲み物も買ってしまう。
というわけでタスポ効果でコンビニは儲かった。
これに気をよくしたセブンは早速集客キャンペーンをしたわけだ。
おにぎり買えば飲み物も買うだろう。ということらしい。
あのおにぎりが100円というのは決して安いとは思えないのだが
都会や田舎では他に選択肢が無いので客が集まるのだろう。
ここに来て無理矢理な店舗数拡張計画は実を結ぶことになる。