献血

昨日の何処かのニュース番組でこの時期献血量が減っているというネタ。
特に20代の若者の減少が、とグラフを見せる。
さらに、多くの人に来てもらうためにと、献血の施設がカフェのようだと。
飲み物はコーヒーまで飲み放題。
お菓子や漫画、雑誌もあります、というのだけど。
献血という制度がどうもしっくりこない。
ただで、血をくれというのである。
多くの人の役に立つというのはわからなくもない。
ところが、大きな手術をしたことがあるのなら明細書を見て欲しい。
輸血に関しては1単位(多分200ccだと思う)が7万円もする、そうである。
確かに誰かの役には立っているが、1パック7万円を支払える人の役に立つということ。
実際は保険が適応されるだろうから、血税が投入されている。
そのお金はどこへ流れるのだろうか。
当然、血液を納品している人たちが受け取る。
その原料をタダで入手しようというのであるから、コーヒーなど安いものである。
もちろん、7万円には諸経費がかかるだろうから丸儲けというわけではない。
でも、結局分離作業や検疫作業の人たちの食い扶持になるわけで。
ニュースで、タダで献血した血液は7万円で売られていると言うべきだな。
多分、誰も献血へなど行かなくなる。
その上、血液には賞味期限があるそうで、分離した成分によっては3日でおしまいとか。
多くが廃棄されているらしいが、その実態も言わないし。
くだらねーカフェを作る金があるのなら、システムを見なおして売血にすべきだな。
そして、足りなくて困っている血液型の値段を釣り上げれば良い。
貧困層だけでなく、ちょっとお小遣いという人達も集まることだろう。
無駄に捨てられる血液は減るだろうし足りなくなる血液もなくなるだろうし。
私の考えはどこか間違っているだろうか。