静岡での地震の意味

静岡で起きたというところが大きい。
この地域はかなり前から東海地震に対する防災体制が進んでいる。
今回の地震はそれを確かめるシミュレーションになったのではないか。
6弱の揺れにもかかわらずほとんど人的被害が出ていない。
怪我をしたというのも年寄りばかりで、本当に地震のせいなのか?
と疑いたくなるような事例ばかり。
住宅の壊滅的な被害も今のところ無い。
たいしたものである。
備えあれば憂いなし!を見事に証明している。
それに対して一番の被害が東名高速というのが情けない。
この区間は間違っていなければ1968年の部分開通した初期の区間だ。
40年間問題なかったのだから良しと考えるのか、
それともこの程度の地震で崩れるのは設計か管理に多いに問題ありと
考えるのか微妙なところである。