エコ番組

最近は政府もマスコミもネタがなくなるとニセエコロジー
最近は「エコ」と叫べば何でもOK、錦の御旗(にしきのみはた)である。
このブログでも何度となく取り上げたし、同感のコメントもいただいた。
最近妙に気になるのがエコなら未来は明るいという表現だ。
例えば電球を電球型蛍光灯に替えろという話。
確かに蛍光灯は白熱球に比べると半分くらいの消費量であるから正しい。
しかしながら商業施設などのつけっぱなしが前提である。
トイレの電球などはついている時間は家庭にもよるが数時間である。
それでも消費量が少ないに越したことはないが家庭の場合、購入金額も気になる。
あの蛍光灯は結構高価なのである。
多少のエコのために高価な蛍光灯を買うのなら単価の安い白熱球でこまめに消灯して
使う方がよっぽどエコなのである。
太陽電池も取りざたされているが数百万円する物を一般家庭に求めるのはいかがなものか。
金持ちは何でも良いだろうが節約家庭だと月の電気代は5000円ぐらい。
この前来たエコ器具の押し売りが言うには4人家族の平均が5600円だそうだ。
太陽電池の発電量とイニシャルコストを鑑みると現在の状況で元が取れるのは
20年で月8000円以上の家庭だそうだ。
早い話がエコ○○で本当にエコできるのは、現在エコでない家庭と人たちである。
確かにTVなどのマスコミはエネルギーを無駄にたれ流している状態だから
彼らがエコと唱えるのはある意味正しい。
あいつらにはエコという考え方が最も必要である。
私たち、比較的普通の一般人がエコをしたいのならとにかく出費を抑えるのが正しい。
基本的に半径5km以内で行動すると良い。(まるで中学生だな)
東京などの都会には間違ってもぷらっと行ってはいけない。
お父さんは仕方ないが子供を片道60分以上、交通機関に30分以上乗るような
遠くの学校に行かせるのもエコではない。
地元の学校でしっかり勉強させるべきである。
*******