節電対策

先日、どこかの評論家ブログで読んだのが興味深かった。
夏のピーク時にエアコンを止めなければ意味が無い、というもの。
全くそのとおりである。
使っていては節電にならないのである。
広告にLEDランプで節電とある。
60W電球と同じ明るさが10W以下で実現できるという。
これで1時間あたり50Wの節電だと思うのはある意味正しいがある意味怪しい。
エアコンは平均で1000Wから1500W程度の消費量だ。
LED10個付けても節電は500W、エアコン20分つけたら終わりだ。
さらに夏のピーク時は昼間なので電灯の必要性は極めて低い。
家庭で1000Wを使うものは主に熱源である。
炊飯器、オーブントースター、電子レンジ、炊飯器、ドライヤー、そしてエアコン。
この中で夏場の昼間に稼働するのはエアコンである。
温度設定を多少ズラしてもたいした節電にならない。
とはいっても都会に住んでいる人は消して生活することはかなり無理があるし。
節電器具や家電を並べていい気になっていてはいけない。
そんなことより電気を使わない、消すということが本来の節電なのである。
さらに
家庭でこんなせせこましい数百ワットの節電をしても大型商業施設が
ドカーンと全館冷暖房をして節電は泡と消える。
何千円もするLED電球を1個2個買うことよりも使わない努力が本来の節電である。