VWシロッコ

昔、隣のおしゃれなお姉さんが住んでいた。
30歳ぐらいで独身、母上と二人で住んでいた。
その家の駐車場に止まっていたのがVWのシロッコであった。
まだ、外車自体が高級で珍しい時代にシロッコというクーペは相当珍しい。
何度か朝に駅まで乗せていただいた。
このとき初めてシロッコという名前を聞いたのだった。
(リアのsciroccoのエンブレムを正確に読むのは当時不可能だった)
そのお姉さんも引っ越してしまい、オマケにシロッコも生産中止になり
小さな思い出とともに忘却の彼方に。
と、先日ネットニュースでシロッコ復活の文字を見た。
十数年ぶりの復活だそうだ。
そして昨日VWへ行ったときにカタログを発見した。
実車を見ることはできなかったがカタログだけでも十分斬新であることがわかる。
とにかくスタイルがすごい。
2ドアクーペ、リアを絞り込み4人乗りにしている。
フェンダーをぐっと張っていていかにもである。
宣伝用DVDをいただき走っている姿を見ることができた。
基本はゴルフと同じでエンジンも2Lと1.4LのTSIターボ。
日本ではこのクラスのGT系は3〜3.5Lのエンジンを積みたがるのと対照的。
アウディに迫る価格(安い方で400万円)も納得である。
何度も書くが1.4Lのエンジンは25年前のAE86より小さいエンジンである。
日本のメーカーよ、いつまでもバブルを追いかけていないで
良質な小型車とエンジンを作れ。

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