トヨタ新型プリウス試乗

仕事の帰り道に行きつけのトヨタによりみち。
プリウスの試乗を申し出るとすぐに用意してくれた。
発表以来休日はかなりの待ち時間になるそうだ。
出入り口にプリウス試乗コースという手書きのポスター。
最短距離を走ってすぐに帰ってこいということらしい。
休日はトヨタに行かない方がいい。
先日の発表でプリウスのバックオーダーは11万台。
まだ、納車は始まっていないとのこと。
3ヶ月もすると街のあちこちで新型プリウスがあふれるのだろう。
今日契約しても納車は10月中旬。
それでも早い方とのこと。
トヨタ店とペット店は初代プリウスからの販売だがネッツ店は今回から。
扱いが違うらしい。
本日は平日で大雨。客も店内にはいない。
プリウスを回送してきた営業は「適当にごゆっくり」という。
忙しいので勝手に試乗してきてくれ、とワイヤレスキーを渡された。
スタートボタンを押しても計器が光るだけで音はしない。
Dに入れてブレーキを離すとするすると走り始める。
県道にでてアクセルを踏むが加速しない。後ろからあおられる。
安全なところに停めてボタンをもう一度確認。
シフトの近くにモードのボタンがある。
パワー、エコ、EVと三つ。
エコモードになっていた。そのため発進してもエンジンが動かず
モーターだけで加速しようとしていたわけだ。
全てのモードを解除してノーマルで走り出す。
それでも発進はほぼモーターのためかなり穏やかな加速である。
エコカーなる物は発進加速を期待してはいけないのだ。
スピードが乗ってくるとエンジンが作動する。
少し踏み込んでやるとそこそこの加速である。
ちょっと驚いたのがボディ剛性とサスのセッティング。
結構腰のあるしっかりした印象だ。
初代プリウスのオーナーとしては10年の歴史を感じてしまう。
先代までのプリウスはハイブリッドの作動状況をモニター画面で表示したが
今回はスピードメーター横に液晶画面のグラフ表示というシンプルなもの。
この辺は価格破壊の影響なのだろう。
先代よりもモーターのみの作動時間が長くなりより高効率になったようだ。
ハンドリングやコーナーの挙動もよくなっている。
さすがトヨタ、きっちり煮詰めてきたという印象だ。
5ヶ月、楽しみに納車を待ちましょう。
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