東海道ブルトレ

車両の老朽化というよりは、採算性の問題。
新幹線の0系とはこの辺が違う。
つっこみどころを考えてみた。
1.廃止に追い込んだ人たち
今回ブルトレ廃止に追い込んだ犯人たちは
この数週間東京駅などに集まった人たち。
「ありがとー」などと叫んでいたあなたが悪い。
ありがとうということは以前に乗っていたからか。
それが乗らなくなったから廃止になったわけ。
インタビューでも昔はよく使っていました、
と誇らしげに答えたオバハンがいたけど
昨日まで毎日走っていたのだよ。
あんたが乗らなくなったから廃止になったのだと言いたい。
「私だけのせいじゃない」と開き直るだろうが
そういう人たちが廃止に追い込んでしまった。
2.遅い
14系24系客車はデビュー当時は確かに豪華列車だったから
それだけで乗る価値があったが、それは昭和50年代の話。
いつまでも新しくて豪華なわけでもないので
その次に来る付加価値が大切。
車両が新しくならないのなら速さを求めるしかない。
銀河にしても朝イチの新幹線より早く大阪に着けるという利点があった。
ところが時代に置いていかれてしまったようだ。
特急なのだから評定速度を90km/h以上にしたいな。
博多まで11時間、熊本長崎まで14時間ぐらいで走って欲しかった。
夕方に東京を出て翌朝出勤時間には熊本、長崎、大分に着きたい。
ビジネスの一面も欲しかったところだ。
JRはEF66以降、高速運行の機関車にはあまり興味が無かったようだ。
3.金額
妥当な金額なのか私にも判断しかねるが
第一印象は極めて高額だ。
「ホテル代を考えれば…」というマニアもいるが
だったらホテルに泊まりたい。
狭いベットでゆすられて寝るわけだから安いホテルに泊まるより
さらに安くなければ意味がない。
あんな安っぽいベットに高額な寝台料金は納得がいかない。
少なくとも飛行機の宿泊プランより少しでも高ければ乗ろうとは思わないだろう。
ブルトレイコールマニアの乗り物としてしまったJRが悪い。
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と、悪口ばかり書いてきたが20系の頃からブルトレの大ファンであった。