子供が小さい、家計が苦しい。

三十代のご婦人の話。
「旦那の稼ぎも少ないし2年前に買った家のローンの支払いも大変なの。
家計の足しに働こうかとも思ったのだけど子供が二歳と三歳なので働きにもでられないわ」
お子さまがまだ手のかかる年齢ということで大変ですね。
しかし、このご婦人にはいくつかの反省点と選択肢があります。
住宅購入と出産
どちらが先なのかはわかりませんが、数年以内に両方というのはどうかと考えます。
どちらも人生の中でも最も大きな事柄ゆえに、じっくり腰を据えて考えることが必要なはずです。
子供の頃から集中力が無いと通信簿に書かれてきたあなたは、一つのことが大変になってくると、
ほかのことにも手を出してしまいませんか。頭がパンクするとほかのことを考えたくなるのです。
あまりよい傾向ではありません。現代医学ではよっぽどのことがない限り出産は安全にできます。
それでも出産前後の不安定な時期に、多少なりともお金がかかる時期に、マイホームの設計を冷静にできますか。
こういう逃避型の性格の人はお金が貯まりにくいのです。
その代わり性格的には楽観的でいい人が多いのですが。
育児とお金
小さい子供は目が離せません。育てるのはとても大変です。
その上、母親はその時期働けないために家計は苦しくなります。
それはよく考えれば当たり前のことです。夫の収入は限られているわけですから、
家族が増えれば多少は苦しくなります。何度もいうようですが、それは当たり前のことなのです。
だから、この時期は我慢をしなければいけないのです。それが普通なのです。
もし、もう少しよい生活がしたい、よいクルマに乗りたいと思ったら、
子供を保育所に預けて働くしかありません。(なかなか入れないようです)
夫婦が分業で会社の帰りに保育園に迎えにゆき、もう一方は買い物や家事を担当します。
そうでなくても仕事が大変なのに負担が増えるのは肉体的にも大変です。だからお金が貯まるのです。
働かなければ、苦労しなければお金は得られないのです。よく考えたらそれは当たり前のことです。