またまた悲しい知らせである。
震災直前に青森まで「あけぼの」を撮影に行ったばかり。
ブルトレはやっぱりいいよね。
さて、私はここで車両の老朽化とか利用者の減少をつっつくのではない。
ブルトレの生き残りを考えてみた。
ポイントは廃止の原因となった利用者の減少。
長距離を一晩かけて移動するなんていうのは…というのである。
今時、飛行機のほうが速い上に安いのである。
ここで、勝負あり。ブルトレなど選択するのは9割がたマニアだ。
こういう商売をしている限りブルトレの明日はない。
ここで、成功例のカシオペアを見てみると、ひたすら豪華である。
(乗った事無いのであくまでも聞いた限り)
つまり、列車で長距離を移動するとなれば付加価値が大切。
つぎに、夜行寝台となると女性子供が引いてしまう。
利用しにくいのだから客は減る。
そこで、私は考えた。
ブルトレを旅行のアイテムとして運行するのはどうだろうか。
全てを昼行特急とする。
東京発9時、大阪着4時ぐらいでいいのだ。
東北へもこんな感じでどうか。
座席と寝台の組み合わせ。子供連れも子供がぐずればすぐにその場で寝かせられる。
昼行になると私のような撮り鉄も撮影しやすい。
昼間に走れば人気も出るだろうし。
近くで見ると老朽化してちょっと見苦しい14系や24系も遠目にはロマンあふれるブルトレだ。
もともと人気がないわけではないのである。
できればリフォームして旅行好きの人のためにも残して欲しいものだ。