ちょっと痛い、エチカの鏡 ココロにキクTV

昼間にやっていた再放送を見た。
本田美奈子だとか、比較的有名なネタをやっていた。
確かにどれもいい話なのだが、どうもすっきりしない。
どうやら悲しい話をして無理矢理出演者を泣かせている。
どれもとても重い話なのにわずか10分ぐらいのダイジェストにして
「いいはなし」を押し売りしている。
松本の「すべらない話」のノリで制作している。
本田の話にしても
1.彼女の最期の行動。最期の歌唱。
2.周囲との関わり。母親の証言。
3.当時の白血病治療。
4.骨髄バンク現状と現在の治療。
と、盛りだくさんのテーマを10分ぐらいにまとめてしまったのは
なんだか失礼を通り越して冒涜に近い気がした。
ダムと写真ばあさんの話でも
有名女優がクローズアップされていて、肝心の写真は数カットしか紹介されない。
ダム建設についても日本最大級のダム、で終わりである。
最後にタモリが締めで
「私はこの番組の司会に向いていない」というような発言があったが
私には痛烈な番組批判に聞こえた。