地域救急医療、産科医療

ほぼ毎日のようにどこかのニュースでこのネタをやる。
銚子市立病院の話から始まり、救急や産科医師の労働を追いかけ
体力が持たない、いつ事故が起きるかもしれないと脅かす。
私の意見をいくつか
1.助産婦制度
話に聞くと以前は助産婦がいて(さらに昔は近所のばあさん)
家庭でも出産が多かったそうだ。
それが産院で産む方が安心とのことで家庭での出産は無くなったが
それでも助産婦が分娩を仕切っていた。
もちろん何かあればすぐに産科医に看てもらえていた。
ところがいつのまにか厚労省のオバカがその制度を廃止してしまったと聞いた。
だいたい理由は想像がつくが結論として助産婦の仕事を奪い
産科医の仕事がきつくなったに過ぎない。
現在の産科医の問題は官僚にある。
2.救急医療
発作や事故は夜に起きることだって多い。
それなのに夜は当直となって病院自体が手薄になる。
現状では医師の奉仕する心におんぶにだっこの上に救急医療がある。
石原都知事も言っていたように、救急医療を地方に丸投げでは限界。
救急医療は消防署と一体になり国営化してしまえ。
医者も看護師も国家公務員。
3交代か4交代制にしてその分厚労省で募集から運営までやればよい。
厚労省が必要ないというなら、救急医療はやめてしまえばよい。
官僚は病院に天下ってもらい24時間不眠不休で救急医療に励んで欲しい。
厚労省が予算の都合でできないというのなら、地方だって同じことだ。
3.ふざけた人たちの厳罰化
国民は自由でも平等でもない。
国民が平等たる条件は義務を果たして犯罪をしないこと。
罪を犯せばとらえられ自由が無くなる。
ところが、この20年ぐらいだろうか、妙な自由や平等が浸透している。
ものを盗む。最近では置いてある公共のものでも盗む。
どこの学校でも、最近は職場でも窃盗事件が頻繁に起きる。
ちかん呼ばわりして示談金をせびる。
家をゴミだらけにして周囲に迷惑をかける。
そして、救急車をタクシー代わりに使う。
医療費を払わずに逃げる。
悪いヤツを警察が法律に照らし合わせてしか裁けないというのが
おおいにおかしいのである。
一定の専門家やそれを仕事にしている人に逮捕権を与えるべき。
町会や自治会や商店会、救急隊員や警備員、医師や教師、銀行員など。
本当の地域医療や地域自治について考える時期に来ている。