サルではわからないこと

pasokonryoku2007-10-17

テレビを見ていると某介護会社が悪い、謝っている会長が悪いと
国民代表の正義の味方のアナウンサーやタレントがヒステリックに叫んでいます。
社保庁の宙に浮いた保険料の話が出ると、長官が悪い、大臣が悪い、職員が怠慢だと
国民代表の正義の味方のアナウンサーやタレントがヒステリックに叫んでいます。
おかげで正規の手続きをしたい人まで混雑の迷惑を被っています。
テレビはとてもわかりやすいです。
誰が偉いのか、誰が悪いのかちゃんと教えてくれます。
これならサルにもわかります。
問題点はいつ、どこで、どのくらいの金額で、という話はほとんどしません。
わかりにくいからです。
だれが悪いということしか教えてくれません。
ところが多くの人たちはこの程度の報道で十分満足し、わかったつもりになっています。
子供の頃、算数苦手、特に文章題が苦手、国語は作文が苦手、社会も苦手だったという
大人がなぜかこんなに大きく奥の深い問題をこの程度の報道でわかったつもりになっています。

機械が苦手だと偉そうに言う人がいます。
ビデオの留守録のやり方がわからないと言います。
(最近は電子番組表が表示され以前のような不便は解消されつつある)
デジカメを設定画面やモード切替の意味が分からずに使っています。
実はこちらが多数派なのです。
そういう家電感覚でパソコンを買います。
やっかいなことにパソコンには、家電製品のような丁寧な取り説がありません。
当然よくわからないのです。
質問されたので教えるとよくわからないと言われます。
わかるように説明してくれと言われます。
わかるように説明してもしばらくたつと忘れられています。
わかってはいないのです。
わかりにくいと私のせいにされます。「教え方が悪い」と。
IT講習のお姉さんは教えかたがうまいといいます。
見学に行くと、「この順番にクリックしろ」と教えます。
理屈は言わないのです。父はよくわかると言います。
これでいいのでしょうか。
最高の電子技術のパソコンなのにサルでもわかることがあるのでしょうか。

この本はそういうハウツー本のアンチテーゼがテーマです。
あえてわかりにくいところを(ハード面など)書きました。
職場で御仁に質問責めにあって仕事がはかどらない人に
なぜかおすすめです。