はじめまして

pasokonryoku2007-10-16

初めまして。白鳥詠士と申します。 
今回ご縁がありまして、パソコンの本を書かせていただくことになりました。
題名は『ぱそこん力をつけよう!』です。
本屋さんには、この手の入門書があふれています。
私も現在に至るまでたくさん読んできました。
また、雑誌類もたくさん売られています。
一通り目を通しますといろいろなことがおおかたわかるようになると思います。
したがって私の本など売れるわけがないです。
 ところが、多くの人は本屋に足繁く通ってパソコンの雑誌に目を通すことはしていません。
たとえ、その中の一冊を手に取ったところで
「わかりにくい。用語がわからない。自分のパソコンと違う。」と言います。
みなさんはパソコンを使って年賀状の印刷やインターネットをしたいと考えていますが、
パソコンのことをもっと知ろうとはあまり思っていないようです。
ところがパソコンがここまで浸透してくると、そうも言っていられません。
パソコンを使う頻度が多くなれば、トラブルに遭遇することも増えます。
多少は知っていた方がよいことも増えてきます。そこで、この一冊です。
 「ぱそこん力をつける」これがテーマです。
もちろん最低限の用語も知っておいた方がいいでしょう。
でも何よりも大事なのは基本的な理屈を知るということです。
多少の理屈がわかれば、マニュアルやコラムをみただけで「あそこのことか」
と感覚的にわかるようになります。
困ったときの操作方法や回避方法はほかの本に譲ります。
本書はできれば困る前に読んで欲しいです。
また、一度でも「どうしてなんだ」と悩んだ方もその記述を見つけて読んでみてください。
「そうそう、そうなんだよね」と言っていただけると思います。
 私はパソコンを仕事とはしていません。ただのパソコン好きのおじさんです。
姪っ子が壊れたおもちゃを持ってくれば、直して動くようにしてやります。
甥っ子がプラモデルを持ってくればいっしょに作ってやります。
叔父からパソコンの操作をきかれれば教えてあげます。職場でも同様です。
こうして私は知らずのうちに、パソコンにはどんなトラブルがおおいのか、
どの辺で立ち止まってしまっているのかがわかるようになりました。
私に相談してくる人はすでにパソコンをお持ちで、
会社や自宅などでワープロやメールなどをやっています。
そういう人たちには、ダブルクリックの意味などを省いた中級者向けの入門書を
作ればよいのですが、先ほどから申していますように、それほどわかってはいないのです。
私たちにとっては当たり前の言葉でも、当然知っているはずと思われる設定画面も知らないと
言われることが多いのです。
 この原稿を見たある社員が「これは初心者向けの本ではないか」と言ったそうです。
そうです、ちょっと知っている人から見ればものすごく基礎的なことを書きました。
専門家としてではなく趣味でパソコンをいじっている人の立場で書きました。
仕事としてではなく、ちょっと詳しい近所のおじさんとして相談に来た人に答えるように書いています。
初心者用の入門書はほとんどわかる、でも専門誌は抵抗があるという方、
この本はかならずあなたを助けます。
ほんの数行の記述があなたの喉の奥の方につかえていた骨をスッと取り去るでしょう。
パソコンの知識、『ぱそこん力』はそういうちょっとしたことの積み重ねなのです。

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『ぱそこん力をつけよう!』
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