日大アメフト選手の会見

今日は早く帰宅して日大アメフトの当該選手の記者会見を生で見た。
おおかた世間で言われていたような証言をしていた。
今回の事件でのポイントは、反則を指示したかどうかではない。
大人が若者を食い物にしたということだ。
生徒学生は学んで成長するのが仕事。
それを手助けするのが、学校大学の仕事なのである。
国会で話題になっている森友加計問題。
不正はしているが、子どもたちに直接悪さをしたわけではない。
教育に携わる人間は基本的に性善説で成り立っている。
たまに教員のセクハラのようなニュースも見るが
子どもたちに対して悪事をすすめたりはしていない。
今回は珍しい事件なのだ。
学生に悪事をすすめている。
それもこれも大人の事情、保身、名誉のために教え子を犠牲にする。
今までの日本での価値観にはない異質な事件なんだな。
自分の出世や名誉のために子どもたちを利用する関係者は少なからずいる。
しかしながら、子どもたちにもある程度の達成感などを与えているのが普通。
今回のように露骨に傷つけるというのは珍しい。
話は変わるが
ゆとり教育というのが10数年、多少の成果もあったが犠牲が大きいとの批判。
スカッと方向転換した。
大学入試では昭和の共通一次試験から平成のセンター試験に。
これも10数年で入試改革とかで。
高校では変革に追いついて行けず、校内に業者を入れて改革に備えるという。
この業者も生徒から集めたおカネで活動している。
教員も生徒も得をしていない、となれば誰のための改革か。
文科省は児童生徒学生を食い物にしている役人の集まりだ。
年金政策も年寄りの豊かな生活のために若者が身銭を切っている。
若者の○○離れ、というのが話題になるが
離れていく背景には必ず年寄りの存在が見え隠れしている。
話が戻って
日大アメフトの白髪頭の監督が20歳の若者を潰してしまったことは明白だ。
こんなやつが大学の幹部で人事権を握っているという。
どんな感じの職場なのか、考えただけでもゾッとする。

今日の無駄遣いミニオンズ


友人が飛行機のデジイチ撮影の時にスマホで動画も撮影しているのを見た。
なるほど、いつも嫁さんと分担していたが
カメラにスマホを固定できれば両方撮影可能なわけだ。
早速amazonで検索、一番安いのを購入した。
小学生のお小遣い程度の金額で何とかなった。
夕刻、嫁さんと買い物へ。
売れ残りコーナーでミニオンズ発見。
ちびまる子のお小遣い程度だったので2つとも購入。
さらに今日は本屋でJウイングもお買い上げ。
米軍のFA18特集だったので思わず手が出てしまった。

ニコラス・ケイジ、パシフィック・ウォー、映画評


アメリカ海軍の重巡洋艦インディアナポリス号の話。
有名な話なんだそうだが、私は知らなかった。
マンハッタン計画の最終章、原爆をテニアンに運ぶという任務。
これが主題と思っていたが、その話は40分で終わってしまう。
テニアンからフィリピンに移動というところで日本の潜水艦の餌食に。
日本では軍艦から疎開の子供の乗る船までアメリカ軍潜水艦に
徹底的に沈められて、そのたびに千人前後の死者が出たわけだが
アメリカ海軍ではこの船の沈没が多数の死者となっている。
ストーリーの後半は漂流とサメの餌食という話に。
戦争映画としてはなんとも煮え切らない。
実話に基づくということで納得させられるということか。
ひたすら漂流のサバイバルを見せられるわけで
評価は良い悪い、分かれるところだろう。

終戦のエンペラー、映画評


書き込みを見ると
「アメリカ人からみた日本」とか
「史実と違う」などの批判的な意見が多い。
それもこれも含めてハリウッドがこのテーマで映画を作ったことを評価したい。
基本的に脚本はそれなりに史実を調べたことがよくわかる。
ちょいとラブストーリーを絡めるのはハリウッドの常套手段。
それをなくしても良くできた脚本ではないか。
映像も昭和20年の日本を良くも悪くも忠実に描いている。
文句を言うなら日本の映画人にこのくらいのCGを作れと言いたくなる。
ストーリーは主人公のラブストーリーを交えて淡々と進んでいく
ラストは天皇マッカーサーの歴史的会談になるというところ。
天皇の戦争責任は日本人が思うよりアメリカ人にははるかに強い感情がある。
結論は史実のとおりということだな。
どう解釈するとしても8月6日から15日までの9日間は
日本の運命を決める重要な期間だったとわかる。
本当はその半年前の2月までにその結論を出してほしかったな。
当時の日本の軍部にも政府にもそんな決断力は無かったことはわかっている。
まるで日本大学のアメフト部の監督と大学幹部と同じ気持ちだろうな。
ものすごく大きな代償を食らうまではなんとかなると思っていたということだ。

フューリー、映画批評

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陸軍マニアの先輩にすすめられて借りて観た。
話はフィクションなんだろうけど1945年4月を忠実に映像化している。
基本は戦車の映画なんだけど、限りなくリアルである。
資料を読むとドイツ軍のティガー戦車は借りてきて撮影したとある。
私らの世代は中高生の頃に1つは戦車のプラモデルを作った世代である。
私はそこまで戦車が好きなわけではないが、戦車好きにはたまらない映画だろうな。
戦闘シーンも砲弾、弾丸が飛び交う、身体に命中するシーンもきっちり。
日本人の製作者が一番苦手な分野なんだな。
ラストに一両の戦車がドイツの大群と、ということになる。
ありえないとか嘘くさいと批判する書き込みも見たが
大戦時の戦車の重要性がよくわかる。
今の時代の戦闘で戦車はどこまで有効なのかはわからないが。
ブラッド・ピットもいい味出していた。
大戦では連合軍が勝って、三国が負けたことになっているが
どちらの兵士も大変な思いをして死んでいったわけで。
2014年

バトルシップ、映画評


軍艦好きの先輩にすすめられてDVDを借りて観た。
2013年。
ストーリーは完全にB級、
落ちこぼれの主人公、宇宙への通信、エイリアンの来襲、
ところがである。
話の取っ掛かりはハワイの軍事演習、リムパックから始まる。
ここで、日米の主力艦が登場するわけで。
エイリアンに立ち向かうのも、現役艦船の攻撃力で対応。
エイリアンはSFだがも地球側は現代の海軍力をリアルにトレースしている。
ラストは大戦時の軍艦ミズーリ
前半に出てきた退役軍人の伏線がここにあった。
戦艦はかっこいい。美しい。
と思わせるCGがいけている。
なぜ宇宙を移動できるエイリアンが海上だけで行動するのか、
などなど、話のあらを探せば無数に出てくるのだけど
よくできた軍艦の描写で良しとしようではないか。
ユニバーサル100周年ということで2億ドルかけたとなっているが
おカネの使いみちをもう少し考えたほうがいい。
裏を返せばアメリカ人はこういう話がお好みということか。

最新攻撃機


米空軍、なぜいま「軽」攻撃機なのか
というネットニュース。
コンパクトな攻撃機というのでてっきりA4スカイホークのような機体を想像。
写真を見て驚いた。
どっから見てもプロペラ機、世界大戦時の機体にしか見えない。
これが最新鋭と言うから驚く。
アメリカの主力攻撃機と言えばA10。
配備から40年というが、その搭載能力や機動性はトップクラスだ。
ところが40年前とは戦争のスタイルが変わってきた。
今の戦争は対テロと言ってもいい。
街や施設を絨毯爆撃、木っ端微塵というスタイルではない。
特定の建物に潜むテロリストをピンポイントで攻撃する。
そういうミッションでA10やF16やFA18ではオーバークオリティ。
ろうそくの炎を消すのに消化器を使うようなものだと書かれている。
こういう軽攻撃機が活躍すれば、A10などの主力攻撃機の運用が楽になると言う。
軍用のプロペラ機はC130やP3Cでオシマイかと思っていた。
後継機のC2やP1の配備が進んでいる。
ところが、再び単発の小型のプロペラ機が新造されるというから。
せっかくだから、日本でも零戦や飛燕などのデザインで最新型の軍用機を
三菱で作って欲しいな。
ここは一つ、国家事業ということでスバルの航空機部門として『中島飛行機』発足。
零戦や隼の設計製作をしてはいかがか。
1930年代に総ジュラルミン製の軽い機体を作ったように
2020年代はカーボンや強化プラスチックという新素材を使った
零戦や隼や飛燕を復活させて欲しい。
(ちなみに大戦時の飛燕は川崎製)
陸自や空自の基地に単発のプロペラ機が並んでいるという光景を見たら
「歴史は繰り返す」とつぶやく人も多いかもしれないね。
もう1つ
1960年代のSFを見るとVSTOL機はジェット噴射ロケット噴射である。
ヘリコプターのように頭上に大きなローターで上昇するというのは
時代遅れのような印象だった。
ところが、昨今、空飛ぶ○○という映像を見るとほとんどがドローンの応用。
複数のプロペラで浮かぶというのが主流だ。
空気の中を飛ぶというのにプロペラ機というのは理想形なのかもしれない。
国内で一番過酷な条件で離発着できるのも海自のUS2だしね。

西城秀樹その2

今日もテレビを付ければひたすら西城秀樹である。
どれだけ素晴らしい歌手だったか、と同時に病気についてやっていた。
原因のない現象はない。
遺伝以外での後天的な要因がやはりあったと言う。
40歳で最初の脳梗塞を発症するまで
毎日ワイン2本とタバコ2箱だったそうだ。
さらに20代から30代にかけて多忙な日々。
さらにスタイルを維持するために無理なダイエットやサウナに長時間。
芸能人に見られる太く短くという人生だな。
ところが、40歳で発症してからの20年間は療養とリハビリの日々。
歌手人生の半分は不自由な生活だったそうで、決して太く短くを全うしたわけではない。
飲酒喫煙はいいこと無いという典型例だな。
偉そうに書いているが、私も40歳で大病している。
飲酒喫煙については命を脅かすほどの量ではなかったが
私も太く短くの路線に乗っかっていたようだ。
タバコはとっくに辞めていたが、暴飲暴食もできるだけ控えている。
さらに好きなお酒もビール大瓶2本程度。
多すぎると言われているが、これを5時間ぐらいかけてゆっくり飲んでいる。
ガブガブ酒を呑むということはしなくなった。
今の所『肥満』だけで収まっているが
血液検査で『要治療』が出たところで、好きな酒もいよいよ、
さらに好きな炭水化物も制限となるだろう。
私は友人もいないし、おカネもないし、飲食も制限となれば
ただ生きているだけという、ゾッとする老後が待っている。

キラウエア火山と日本大学


日本時間の昨夜爆発的噴火というニュース。
航空機のレーダーを見たところで何がわかるわけでもないが。
世界地図を見て気づく。
日本で23時、深夜なんだけど地図で見ると夜の範囲が南に偏っている。
地球の地軸が公転面の垂線に対して23.4度傾いているから。
さらに6月下旬の夏至に向けて太陽のあたり方が北側に偏っているわけだ。
アラスカの北側は白夜になっている。
一度白夜やオーロラを経験したいものだ。
火山の話に戻るが
今回の噴煙は9000mまで上がったと言う。
このくらいの高さに上がると大気層の気流の関係で噴煙が落ちずに
滞留することになる。
量にもよるが、太陽光が地表に届く量に変化が出たとすれば
一時的な寒冷化を引き起こす恐れがある。
もう1つ、
日本大学アメフトチームのネタ。
この手の不祥事の初期対応を完全に間違っている。
事件が起きたのが6日、報道が取り上げてから10日も経ってしまった。
3日以内に学長や監督が30秒間頭を下げちまえば済むものを。
日を追うごとに、疑惑だの、試合中止だの、解散だの、関日全面戦争だの
マスコミお得意のあおり商法で話が政治的問題にまで膨らんだ。
ようやく昨日、謝罪すると発表したが焼け石に水だな。
間違いや失敗をつつかれて最初に開き直ってしまったら、たいていがオシマイだな。
私など、職場で「これはどうなんですか」と言われたときは
自分に多少でも関係していることなら、見に覚えがなくても
「ごめんなさい、すみません」と謝ってしまうことにしている。
あとで私に落ち度がまったくなかったとなったときは向こうから謝ってくるから問題ない。
ちょっとしたプライドや損得勘定が人や組織をダメにする。

西城秀樹

私が小学生の頃、新御三家として一世を風靡した。
ちなみに私の妹は野口五郎派だった。(笑)
郷ひろみや野口がタレント志向だったのに対して
西城秀樹は歌唱力で勝負という印象だったな。
ちなみに私はあの頃麻丘めぐみあべ静江が好きだった。(笑)
西城秀樹の不幸は脳の病気だった。
それも後遺症が残るほどの重篤なもの。
リハビリで頑張ったとのことだったが、病気前のパフォーマンスは無理だった。
あれだけの才能があり人気があった人が、身体が動かないというのは
さぞ辛かったことだろう。
40年以上前の全盛期を今見てもかっこいいと思うのだから。合掌。
もう1つ
私よりは年上だが、いよいよ同世代に近い人の訃報が聞かれるようになった。
私の小中学生の頃と言えば深夜ラジオで
あのねのね谷村新司ビートたけしの人気があった頃。
新御三家は20前後で活躍していた頃。
山口百恵が人気の頃。
ヤングオーオーという番組が人気で若手大阪のお笑いが関東にも進出した頃。
この後、ピンクレディー松田聖子キャンディーズが出てくる。
70年代中盤はいい時代だったなあ。