文科省また幹部逮捕 

いろいろな考え方はあるが、文科省はなくてもいいお役所の一つだ。
どんな仕事をしているか、一度説明を聞いてみるべき。
教育というのが大儀なんだろうけど
それぞれの自治体にも教育委員会なるものがあって
国、県、市町村と何重にも同じような内容が。
それが何を意味しているかは歴然、既得権益がそれだけあるということだ。
教科書会社は検定に文科省、採用に地方の教育委員会にへいこらしているわけで。
だれもこの関係がクリーンだとは思わないし思えない。
大学入試でも然り。
定期的に制度を大幅に変えて、業者を儲けさせている。
教育を食い物にしている一番の悪者なんだなあ。
入試制度は大学に、学校関係は自治体の教育委員会禅譲してしまえばいいのに
既得権益はどうしても手放せないらしい。
その一部がこうしてニュースになっているだけで。
大半は自分たちのルールで合法化している。
教科書を薄くしたり厚くしたり、順番を変えたり内容を変えたり
やらなくてもいいことをひたすら改革と名付けてやり続けている。
当然、奴らの既得権益のしわ寄せが学校現場に。
生徒や教員がひたすら嫌な思いをするだけという構図が50年以上続いている。
文科省の仕事は学校の仕事だけではない。
国家レベルで考える研究や資料もあるだろうからぶっつぶせとは言わないが。
まあ、仕事作業は今の2割程度でいいだろうね。
8割の役人はやらなくてもいいことを一所懸命やっている。
さらにそんな仕事作業に血税が役人一人あたり1000万円使われているというのはなんとも。
もう一つ
多くの学校は夏休みになったそうだが、
教室にエアコンがあるかないかがニュースになっていた。
教育にうるさいと言われる千葉県と愛知県が都市圏のエアコン普及率の最下位レベルだそうだ。
実はこれにも裏があって、本校はエアコンがありますという学校も
教室には確かにあるが、理科室や美術室、職員室にはないという学校が多い。
生徒は教室でずっと勉強していればいい、教員は関係ない話、
というのが文科省の答えなんだよね。
今どき外気温が35度の時期にエアコンのない鉄筋コンクリートの建物の中で
仕事をしろというのが、働き方改革の以前におかしいと思ってしまうが。
文科省の建物もエアコンを切るか、せめて室温30度ぐらいにしてほしい。
こまめに水飲みゃいいという感覚から少し進歩した考えになるかもしれない。