毎年この手の予想はかならずある。
たいていは猛暑と言っとけば問題ない。
暑くない夏など無いのだから。
そもそも平年並みが猛暑なのである。
日本のどこかで39度になる日もあるだろう。
そうすれば猛暑の予想は大当たりである。
20年前ぐらいだろうか。
記録的冷夏があった。
あれだけ余っていると言っていたお米がお店からなくなった。
貧乏の我が家はタイ米を買ったけどまずかった思い出がある。
本来、お米は聖域とされて一切の輸入など認めなかったのにね。
あの時だけは緊急だった。
温暖化が進んで毎年猛暑である。
その温暖化の片棒をかついでいるのは日本だ。
温暖化対策の最先端だった我が国は、3.11以降後進国と同じように
排出するのみになってしまった。
たのみの原発を止めてしまったからね。
あれがあるから二酸化炭素を減らすなどと意気込んでいたわけで。
その原発の3割を今となっては全て化石燃料を燃やしての電気エネルギーだ。
原発を止めた分、3割の節電省エネをしたという話は聞いたことがない。
デカイビルを作っては全館電気で冷暖房しているわけで。
本気で温暖化を止めたいのなら、こんなイベントはいかがだろうか。
真夏の半日を停電とする。
ついでに緊急車両以外の自動車も使用禁止にする。
基本的にお店も全ておやすみとする。
携帯の基地局も停電である。
晴れた真夏の昼間の東京でも30度ぐらいの気温になるだろうか。
すると、ものすごく困る人、業種があぶり出される。
大量に電気を消費している、電力会社にはお得意様。それは…。
次号につづく
