火力発電を守れ

九州電力太陽光発電停止を要請
電力の需給バランスが崩れると大規模停電が起こる恐れがあるためとしています。
というニュース。
ツッコミどころ満載のニュースである。
どっかの過激思想の集団が原発再稼働を絡めた発言をしているようだが
今ある原発をどうこうという問題ではない。
九州電力は何を守るための行動だったか。
つまり原発が動いていないのに守るものといえば火力発電だろう。
火力を止めてしまえば、と思うのだがそうではないらしい。
ここからは推測だが
つまり火力を止められない大人の事情がある。
それは政府の肝いりで太陽光の電力を高値で購入しているということ。
早い話が火力より発電コストが高い。
火力を止めて太陽光にすれば損をするということなんだろう。
九州ではどうかは知らないが、電力消費量に対する太陽光の比率は数%だろう。
太陽光だけでまかないきれるものではない。
次の事情は、太陽光は次世代のエネルギーではない。
電力会社が石油を燃やして電力を作ると言っているのだから仕方がない。
優先順位は石油なのである。
温暖化などくそっ喰らえなのである。
いちばん大事なのは、九州電力太陽光発電業者もおカネなのである。
というわけで、太陽光発電などクリーンでもなんでもない。
絵に描いた餅である。
今日、テレビで永久凍土が溶けているという番組を見た。
永久凍土にはメタンガスが含まれていて温室効果二酸化炭素より大きい。
以前にオーストラリアかニュージーランド温室効果ガス削減の負担が大きい
というニュースを見た。
牛や羊のゲップに含まれるメタンガスの排出量を計算されたそうだ。
2030年に今より1.5度平均気温が高くなるという予測は
永久凍土からのメタンガスは計算されていないそうで。
今年のような気象災害は来年以降、もっと頻繁になるとの予測もある。
国を挙げて、人類全体で考えなければならない温暖化に対して
日本の結論は火力が優先で太陽光はいらないということになった。
その制裁として豪雨や台風で人命と家やインフラを失った。
本当にこれでいいのか。