アルトターボRS試乗

薬局に行く用事があって、帰り道にスズキのディーラーによる。
まだ、今日はギリギリディーラーはあいているようだ。
店内は混んでいる。
商談と言うよりは点検修理を待っている客が多いかな。
出てきたアラサーの事務職の制服を着た女性が出てきた。
試乗をしたいので営業マンを、と告げると、私も営業です、と言う。
モデルさんのように細い、タイトのミニスカートも(膝丈だけど)すごくセクシー、
だが、顔は北斗晶である。
試乗車は黒に赤いラインが入っているカタログのモデルだ。
さて、走りだすと助手席のアラサーもクビをガクガク。
シングルクラッチのAGSは独特の感触なのだ。
普段ダブルクラッチのDSGに乗っているとその差は歴然に感じられる。
加速している時には違和感はないが、減速しながら加速に転じるときには猛烈にギクシャク。
ミッションの強い個性に意識が行ってしまって、エンジンやサスペンションの良さの印象が薄い。
乗り手がクルマに合わせろという最近のクルマでは稀有な存在だな。
乗り心地はそれほどゴツゴツしていない、中庸なセッティング。
エンジンは思ったほど速いと思わなかったが
他の軽と比べれば、良さがわかるのだろうね。
わざとなのか急な上り坂の交差点で停止、普通のATとは違いますと説明。
ヒルスタートアシストの機能がないそうだ。
つまりブレーキを離してアクセルを踏むまでにバックするそうだ。
上り坂発進の時はマニュアル車のようにサイドブレーキを使うことを推奨されているそうだ。
お買い物カーとしての使い勝手は担保されているので、ポンと買っても違和感はない。
よく出来たクルマとは言いがたいが面白いクルマである。
雑誌を見るとS660よりタイムは速いとのことで、運転して慣れてくると楽しそうである。