東電 リストラ直後に2人再雇用

東電の役員の再雇用はひどいね。
これまでさんざん高給で電力を食い物にしてきたのだから、無給でいいというならそれもありだが。
これも一種の形を変えた天下りみたいなものだね。
金づるは手放さない。
どんなに歳をとっても変わらない人間の性だね。
ところで
再雇用制度といえばほぼ定着しつつある。
例の年金支給開始年齢の問題で働かざるをえない。
結婚年齢が上がってきていることもあり、定年でも学齢の子供を持つことも珍しくない。
というわけで定年を前にした職員は勤労意欲満々である。
ところが、お陰でその一人分の定員が埋まってしまうため新人が入れない。
若い人を雇って、不祥事を起こすなよと気をつけながら雇うより
不祥事を何十年も起こさなかった保証があるおじさんたちの方が安心か。
学生の就職難は老人雇用からのところてんなわけだ。
公務員社会のように与えられた仕事を黙ってやっていればいい、という風潮なら
平均年齢が上がってもたいした弊害はないだろうが
クリエイティブな民間企業だと、動く頭脳の絶対量が減るわけで会社としては危機だ。
ブルーカラー、技術職は無理をしてでも若い人を入れて技術の伝承をすべきだが
このご時世、未来に向けて人件費を使える企業は少ないだろうな。